世界初の国規模での循環型経済イニシアチブに向けた取り組みが、既にコロール州政府によって計画されています。これは、国全体で資源循環型社会を実現する世界初の試みとなります。パラオのコロール州政府は、世界初の国規模の循環型経済を目指すプロジェクトを計画しています。2004年以降、コンテナ収集施設や熱分解施設、堆肥製造施設、Belau Eco Glass Centerなど、必要施設の70〜80%が完成しています。

中間処理施設が追加されると、この取り組みは国全体で運営されます。プロジェクトの建築費は600万ドルから700万ドルと見込まれ、収益構造もしっかり設計されています。本プロジェクトが稼働すると、パラオのGDPに大きく影響を与えることとなります。

日本の対パラオ経済協力に関する情報は、在パラオ日本大使館のホームページよりご確認ください。