糖尿病は、パラオや日本のみならず、世界中で深刻な問題となっている病気です。世界の糖尿病患者は現在約5億3700万人に達しており、この増加傾向が続けば、2030年には約6億4300万人、2045年には約7億8300万人に達すると予測されています。つまり、成人の約10人に1人以上が糖尿病を患い、一部の国では5人に1人が糖尿病患者となる可能性があります。この増加は今後も続くと見られ、非常に大きな課題です。
私たちは糖尿病の根本的な完治を目指しています。現在の一般的な治療法は血糖値の管理に重点を置いていますが、糖尿病そのものや合併症を完治させるものではありません。そこで、私たちは糖尿病の原因となる特定の細胞を標的とし、それを除去することで完治を目指す新しいアプローチを開発しています。
小島秀人教授が率いる研究チームの発見により、糖尿病およびその合併症が治療によって完治可能であることが明らかになりました。この研究成果は論文として発表され、糖尿病を寛解させる可能性があるという重要な成果が認められました。
研究によると、糖尿病の原因は、高血糖によって骨髄内の造血幹細胞が異常をきたし、その異常が持続することにあります。この問題を解決するためには、特定の薬剤を用いて異常な細胞を除去し、治癒へと導く方法が効果的であることが分かりました。
糖尿病がなかなか治らない理由は、高血糖が造血幹細胞のHDAC発現を異常にし、その結果、さまざまな臓器の機能を損なうことにあります。この問題を解決するために、HDAC阻害剤という薬剤が有効であり、異常細胞を排除することで糖尿病の治療が可能になるのです。
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